第2回 2006年10月21日 山東大学

「日中公法学シンポジウム」

第2回  2006年10月21日 山東大学

【日本側参加者】

戸波江二(早稻田大学)、大林文敏(愛知大学)、木佐茂男(九州大学)、眞田芳憲(中央大学)、甲斐素直(日本大学)、洪英(九州大学)

【会議日程(プログラム)】

Ⅰ日時: 2006年10年21日

Ⅱ場所 山東大学図書館報告庁(中国済南市)

Ⅲ 日程

08:30-08:50開会式 

 あいさつ

肖金明(山東大学法学院常務副院長)

戸波江二教授(早稻田大学)

楊海坤教授(蘇州大学)

08:50-09:00 記念写真

09:00 —10∶20 第1セッション:憲法学

戸波江二(早稻田大学教授):小泉首相の靖国参拝と政教分離原則

大林文敏(愛知大学教授):立法不作為論にみる最高裁の動き

林来梵(浙江大学教授):憲法と民法のあいまい関係?——斉玉苓事件から河南省地域差別事件へ

10:20-10:30 休憩

10:30-11:50 第2セッション:行政訴訟

木佐茂男(九州大学教授):日本の司法改革と行政訴訟・行政不服審査制度

楊海坤(蘇州大学教授):中国行政訴訟法学の展開

王天華(中国政法大学副教授):行政実体法の保護と行政訴訟の原告適格——「保護規範論」からみる我国の行政訴訟原告適格の認定問題

11:50-13:00 休憩(昼食)

13:00-14:40 第3セッション:憲政と法治

肖金明(山東大学教授):調和社会と新しい法治観

眞田芳憲(中央大学教授):日本国憲法改正国民投票法の制定をめぐって

程漢大(山東師範大学教授):法律と政治の相互推進——イギリスの法治の道の歴史的経験

謝維雁(四川大学教授):我国の憲法改正の原則について

14:40-14:50 休憩

14:50-16:30

甲斐素直(日本大学教授):国民健康保険料と租税法律主義

莫于川(中国人民大学教授):人を大事に·柔軟性がある管理·公衆の参加·和の社会——典型的な事件からみる我国の行政法制改革の方向

葛明珍(山東大学副教授):権利の衝突について

宋華琳(南開大学講師):行政規則の司法に対する規範機能——技術基準を中心とする予備的考察

16:30-16:40  休憩

16:40-18:20 第4セッション:公法理論

周偉(四川大学教授):差別の禁止について

洪英(九州大学研究員):日本における政策法務論と政策法務研修

肖沢晟(南京大学副教授):行政地役権——公物財産権の二元構造を解決する鍵として

于立深(吉林大学講師):『治安管理処罰法』の立法经纬、体例と技術

18:20-18:50 閉会式

19:00 懇親会

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